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花瓶の中は

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11/10、22歳に。

生まれてから数えて22年。
音楽に触れ初めて19年。
初めて恋をしてから11年。
初めて失恋してから7年。
爽の名前を付けてから4年。
そして、ずっと動き回ってた中、じっと立ち止まって、色んな将来について考えるようになった今、0地点、2016-2017。
きっと事故などがなければ、時計が止まるのは、あと60年くらい。
だろうか。

最近は実家で過ごす事がなく、前日にふらっと実家に行ったら母が私の大好物のハンバーグを作ってくれた。
なんかさわが帰ってくる気がして、料理作って待ってたんだって、不思議。
父はいつもみたいに椅子に座ってテレビと新聞。
母と父のたわいのない会話。
犬は、妹も私も家にいなくて暇らしく、帰ってくるとありったけの愛をぶつけてきてくれます、あったかくて、犬くさくて、やわらかい。
0:00になる頃には他の家族は部屋で寝て、私1人暗い居間でテレビをみて歳をとった。
見慣れているいつもの空間でこうして誕生日を過ごせるのも最後かもしれないと思うと、寂しい気持ちと、気持ちがキュッと締まる感覚があった。
自分の選択で動く事は、いつでも、今まで纏っていた物を脱いで、新しい服に袖を通す感じがする。
大好きなクマのぷーちゃんも、いつまでも手を握って連れに歩くわけにはいかないような。
それにワクワクもあるのだから、人は不思議だなと思う。

夜中に毎日外を歩くのが、耐え難いくらい最近は寒いけれど、誰もいない夜道は心がドキドキする。
そんなときは、うろ覚えの歌詞で、深夜高速を少し大きめな声で歌って歩く。
私らの焦燥感、期待感、夢、希望、不安、全部を代弁してくれてるような、そんな優しくて、火を灯してくれる歌。
自分の旅路はどうか。
一度きりの人生、自分は悔いなく歩けていけるのかどうか。
そしてそれを不安に思うのも、信じるのも、誰の言葉でも満たされないもので、誰の言葉にも指図することのできない、自分の考えのうねりだということ。
私の心の奥の奥、真っ暗で見えなくて感覚も絶え絶えの場所に光るのは、何なんだろう、私は何をするために、何のために。
そんなことを考えながら歌う。
たまに路地から人がでてくると、マフラーに口を隠して歌ってないふりをする。
寒い夜は星が綺麗で、なんだか星が青く見えるんだよね。

あれほど欲しかった、欲しくて堪らなかった、もしくは愛してやまなかったものだったのに、手の中に入ってじっくり見てみると、求めていたことと違ったり、気づいたら違うことに興味がうつってしまったり、そういうことがよくある。
道の歩き方も、進む方向も、「絶対」なんてことが無い、それを凄く恥ずかしい事に長年思っていたが、今はそうして自分で選択していくことの素晴らしさが大切だなって感じる。
ただ、理屈のつかない悲しさがそこにあるのも、また事実で。
孤独を感じる。
ただ、この穴を埋められるのは、誰でも良いわけではなく、私が必死に探してやっと辿り着けるたった1人、な気もしているのです。
だから、孤独だって、しょうがない。

ただ、孤独だけれども、
私には沢山の良き友人がいて、
良い相談相手になってくれる先輩も、
遠くから見守ってくれる家族もいる。
もう1人の自分が、そんなに悩まず好きなようにしていいんだよって言ってくれる。

まだ、色んな事を悩んでいます。
でも多分、早いうちに色んな答えが出ると思います。
自分に訪れる変化を、強く感じています。
もう心は決まっているんだもの。

深夜高速のあとは、大好きなFeistを聞いた。

大好きな人が、お勧めしてくれたのがFeistで、その人と離れて少し経ってきちんと聞いたら大好きになった。
私にパワーをくれる音楽。
一年1人になり、その人と初めてあった頃のキラキラした宝石達を、思い出してきている。
皆色んな事があって変わってしまった、私もあなたも、でも一周回って今なら、純粋な気持ちで、以前より音楽を作れる気がしている。
再会の日がいつかあると信じているし、そのために私は、せっせと日々の気持ちを曲にして書き落としていかなきゃ、と、そう思う。

改めて、22歳の爽に沢山のお祝いメッセージをありがとう。
とっても幸せな誕生日になりました。
いつでもみんなが笑顔になれたり、涙を流したりできるように、今日もせっせと曲を書きます。
平穏な日々に、あなたの心の中に、花が咲きますよう。

BIO

bio

1994.11.10 / 22歳

呼吸をするように詩を紡ぎ、瞬きをするようにメロディーを奏でる___
札幌出身のシンガーソングライター。
エモーショナルで壮大な世界観の曲、実体験を元にした心に深く突き刺さる歌詞、そして凛として柔らかく強い歌声が、人々を大きく引き込む。


遍歴

2012年12月20日、Youtubeに自身で作詞作曲をした「現代の問題」を投稿し、爽としての活動を開始。
2月23日、初ライブと同時に自主制作の四曲入り DEMO 音源「EARTH」を販売開始。
3月24日、MI JAPAN札幌校が主催する「High school jam battle」にてグランプリを受賞。
2013年9月28日、Youtubeの動画をYAMAHA主催のThe 7th Music RevolutionのURL応募、SAPPORO SEMI FINALに出場しグランプリを受賞。10月19日、東日本FINAL出場、グランプリ受賞。

2014年1月12日、JAPAN FINAL出場、楽曲のウェブ人気投票で14組中5位に入る。
3月23日に自身初のワンマンライブ「夜天光のハジマリ」を開催し、初めてながら70人をソールドアウト。
9月1日、First CD「REPLAY」を発売開始。
2015年7月31日に完全一人の弾き語りワンマンライブ「アナスタシア」をKRAPSHALLで開催、120人ソールドアウト。
8月5日、自身初の全国流通盤、1st Album「HAKU」をリリース。リード曲「揺るぎない」がSTVラジオ8月の推薦曲に抜擢、購入者DL特典の「AGAIN」が札幌競馬場テレビCMに決定。 収録曲「愛」がFM滝川「アフターファイブブレイク」エンディングテーマに抜擢。2016年元旦より「箒星」が株式会社札都CMソングな起用。
北海道のみに限らず、東京・大阪・京都・名古屋などでも精力的にライブを行う。